〜〜(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)〜〜
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
○○○..●。。。。○.....●。○。。。●。●○...●○。。
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●目次● 2007年8月20日号
1.地球温暖化懐疑論とメディア
2.温暖化は防止できる?「熱の宅配便」(後々編)
3.粋に暮らして江戸式節電のススメ
4.不動産業における環境ビジネス
〜7.不動産業におけるヒント〜
5.セミナー・イベントご案内
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◆1.地球温暖化懐疑論とメディア◆
最近非常に暑い天気が続いています。夏らしいといえばそれまでですが、
やはり「地球温暖化の影響ではないか?」と疑う人は年々多くなってきているの
ではないかと思います。
そんな中で、「地球温暖化懐疑論」という地球温暖化に関する一つの考え方が
存在します。
たとえば、温暖化不存在説、水蒸気説、陰謀説、より重要なことがあるとする
説等様々です。今回はそれらを含めて地球温暖化をめぐる問題について、
「科学7月号(岩波書店)〜地球温暖化懐疑論に向かい合う〜」の内容を一部
ご紹介しながら、考えていこうと思います。
そもそも懐疑論はなぜ存在しているのでしょうか?
この最近の暑さやスコールのような雨などの気候の異常を感じている人は
多いと思いますし、地球温暖化が重要な問題であることは国民的合意に
なりつつあると個人的には考えておりました。どちらかというと、アメリカを中心
に存在している考え方で、政治的・経済的な理由によるものが多いようですね。
特にアメリカについては、温暖化対策をすることで損をする企業・団体が多く
存在し、それらが"研究者もどき"を雇い、シンクタンクを使って懐疑論を広めて
いるのではないかとまで言われているらしいです。
しかし、本文ではより面白い切り口から懐疑論者の台頭の理由を説明しています。
それは近年のメディアの特性や一般消費者のメディアとの接し方の変化に着目
したものです。
例えばメディアの最たるものとしてテレビ・新聞等がありますが、中立性を重視する
あまりにそれほど実質上対等の関係にない両者を引き合いに出してしまい、
両者が五分の関係にあるような錯覚を一般消費者に与えてしまう可能性を示唆
していました。これは、日本やアメリカでも見られることらしいのです。
これに対応した形で欧州のメディアでは、懐疑論者をメディアで取り上げる機会を
少なくしているらしいです。
いずれのケースにしてみても、やはり「一般消費者には知識がない。
メディアに流されやすい」ということが前提とされてしまっているような気がします。
地球温暖化をめぐる政治的な背景も、メディアの報道の在り方にしても、周りの
意見に流されず、国民一人一人が自分自身で考え、主体的に行動できるよう
になればさして問題にならないような気がします。今そのような国民像が確実に
求められているような気がします。
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遠山 俊介
環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆2.温暖化は防止できる?「熱の宅配便」(後々編)◆
先週、コメントがないと書いたら、たくさん来ました。ありがとうございます。
本来なら新しいテーマに入る週なのですが、もう1週、同じテーマを続けようと
思います。
■コメント■
温暖化防止技術として原発がクローズアップされているが先日の地震で改めて
脆弱な安全性への懸念が浮き彫りになった。原発のような集中型のシステムと
比較して廃熱利用などは分散型システムの最たるもので、ひとつの事故で広域
を危険にさらすリスクは無いといえる。わからないのは日本中の工場・家庭で無駄
に排出される廃熱を全て有効利用できたとしてどの位のCO2削減に結びつくのか、
そのマクロ統計的な推定がほしい。(気持ちの問題でなく)量的に決して馬鹿にで
きないレベルなら多少コストがかかっても政策として導入を大規模に進めていくべ
きと思う。(多摩、2007/07/20)
■reply■
鋭い指摘をありがとうございます。確かに廃熱は膨大にあり、すべて利用できれば、
大きな可能性があります。ざっと考えてみても、多くの熱機関の熱効率はせいぜい
30〜40%なので、廃熱をうまく活用すれば、それだけでいま熱源として燃やされて
いるエネルギーを1/2〜1/3倍に減らすこともできるという乱暴な議論もできます。
しかし、回収が難しいからこその未利用エネルギーですから、実際に利用できる
総量は今のところ未知数です。
では未知数だからやらない方がいいかというと、そうとは限りません。環境技術の
場合、当初は効果が疑われても、実際にやってみると効果が出ることがわかるも
のが多いのです。たとえばリサイクルも、当初は効率が悪くても、回収率が上がり、
量が増えることで再利用技術が開発されてくると、環境効率がよくなります。我々
は、エコ技術のポテンシャルをすべて最初から予測することは困難です。可能性が
あり、リスクが低いなら、使いながらポテンシャルを測るのがよい方法です。
その点、このトランスヒートコンテナは、費用対効果を計りながら(つまり初期投資が
比較的小さく)小規模から進められること、効率がいい範囲だけで利用してもそれ
に見合う効果が期待できること(規模にかかわらず、一定のCO2削減効果がある)
のがよい点です。またこのシステムを利用することからくる事故リスクも、それほど
大きくありません(もちろん、他の多くの技術と同様に、ゼロではないものの)。これ
らを考えると、けっこう有望なのではないかというのが、僕が注目している理由です。
■コメント■
しかしですね、庶民としては経済的に楽になるからこまめに電源を切ったり、白熱
灯を蛍光灯に変えたりするわけですよ。エコキュートにしろ、エコジョーズにしろ、月
々の燃料費が安くなりますよと宣伝しているでしょ(ライフサイクルで安上がりになる
か不明ですけど)。で、やはり気になるのはライフサイクルで安上がりになるかどう
かであって、環境にいいからといって、過大な出費を求められても困るわけですよ。
しかも導入には金利のつく借金をしてまでとなるわけですから少しぐらい効率が上
がっても、今ある物を使い続けた方がトータルコストが安くつくことが多々あります
(買い換えででる廃棄物処理を考えても環境に良いのですか)。高くても、家計が
破綻してもいいから、少しでもエネルギー効率の良い物に買い換えろといわれて、
何人が従うか?よほどの物付きでない限り無理なのではしかも、新規開発された
製品に不具合は付き物ですから、高くてまともに動かないってこともよくある話、人
柱になるのはいやなので、煽動している方がとりあえずなって頂いて、問題が無く
経済的に見合うようになってから対応しますよ(K.H、2007/07/20)
■reply■
エコキュートについては・・・
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本稿はnikkeibp.jpにおける渡辺パコの連載を出典としています。
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渡辺 パコ
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◆3.粋に暮らして江戸式節電のススメ◆
夫クンに
「お、おやじくさい・・・」
と呆れられながらも、最近よく池波正太郎の時代小説を読んでいます。
読まずにおやじくさいと言っちゃいけないよ、
粋と風情の世界がなんとも面白いのよ。
作者・池波正太郎はとても緻密な時代研究をされた方で、
江戸時代の人々の暮らしがどのようなものであったか、
細かくこだわって描写したそうです。
だから、小説に出てくる人々のやること、動きかた、考えかたが
緻密に読んでいくと生々しくておもしろい。
電力不足が騒がれているこの頃。
「足りなくなったら、大変なことになるのでは・・・」
と、空恐ろしい気持ちになることもあります。
でも、電気のなかった江戸時代にも、社会はちゃんと成り立って、
回っていたことが小説の中に入り込んでじっくり読むと、よく分かります。
しかも、人々はいかにも豊かに、私たちと同じように生活を楽しんだり悩んだり
しながら生きていたのですね。
夏の盛り。
ヒートアイランドや温暖化がなく、アスファルトの照り返しもない江戸時代は
エアコンは無くても、気温は少しは今より低かったのではないかな。
体力の無い人にはつらい季節ではあったけれど、
家のなかにうまく風を通し、木陰や水をうまく使って、
暑い午後は昼寝でやり過ごし、人々は夏を乗り切っていたようです。
電灯が無い夜は、
行灯や提灯が人々のあかりでした。
蛍光灯と比べると明るさは足りないようでも、
必要な場所だけを必要な時間だけ照らす、
とても効率的なあかりです。
白黒の挿絵がたくさん入った、文字も大きい当時の本は、
行灯のあかりで読むと最も美しく見えたといいます。
ただし小説の中では、その暗さゆえに
夜中、曲者に部屋の中に忍び込まれたり、
尾行者に気付かず細道でいきなり斬られたりするのですが・・・。
そして、池波文学で欠かせないものは、「食」の描写!おいしそうで有名ですよね。
登場人物は、事件の合間合間に季節の味を楽しんでいます。
冬なら大根をシンプルに煮て、熱々をほおばりながらお酒を酌み交わす。
夏なら香ばしい焼き茄子を味噌汁の具に。
今のように季節外れの食材が手に入るわけでもない時代ですが、
その場・そのときにしか無い食材を、季節と共に楽しんでいる人々がいかにも
嬉しそうで。
読んだことのない人は、ぜひ「食」のシーンだけでも立ち読みしてみてください、
本当においしそうだから。
江戸時代、貧しさとは食べ物が無いことであったり、着物が買えないことであったり、
借金を返せないことであったりして、
実際に大都市・江戸には貧しい人がたくさんいたのでしょうし、
彼らをめぐる悲しい話、切ない話も、池波文学にはたくさん登場します。
でも、
「電気の無い昔は、生活が貧しかったのだなあ」
という気は、ふしぎと全然しないのです。
もちろん電気は大事で、電気があれば助かった命が、江戸時代にもたくさん
あったと思います。
だけど、使う電気を減らしても、ぜんぜん貧しくならないような減らし方が、
あると思うのです。
のんびりとひややっこでも食べて、窓から風を入れて、
何年ぶりかの風鈴を吊るして、竹シーツ(これいいですよ!おすすめです)に
寝転がって読書するのも、たまには悪くないじゃないですか。
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西形 涼子
環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆4.不動産業における環境ビジネス
〜7.不動産業におけるヒント〜◆
「元本さえある程度保証されるなら、利回りはゼロに近くて構わないからエコファンド
に投資したい」という人たちの話をよく聞く。「投資を通じた環境貢献」という
consumerニーズであり、どうせタンス預金、意義のあることに活用されるなら託し
てみたいが、社会貢献活動に寄付をするほど重くはないconsumerニーズ、の存在
である。こういう人が実際に窓口でSRIへの投資について訊ねると、別の商品を勧
められることが少なくないという。他の資産運用メニューと同列に捉え、多分窓口
の担当者は良かれと思って「より良いお奨め商品」を提案しているのであろうが、
このようなニーズの下に投資を検討している人は別商品に対するニーズはほとん
ど持ち合わせておらず、結局かれらの資金は眠り続けているケースが多い。
前述のとおり、米国ではSRIの運用パフォーマンスの堅調さに惹かれる個人投資
家が多いのかもしれないが、日本では少なくとも今現在、全く異質の自己資金運
用ニーズを持っている潜在的な個人投資家が多いと感得している。
J‐REIT発祥の意義の一つとして、「1,400兆円とも1,500兆円とも言われている
個人金融資産」をターゲットに、幅広い個人投資家を募ることがあったと思うが、
原点に立ち返り、consumerの環境ニーズにフォーカスした市場を再検討してはい
かがか。繰り返しになるが、従来とは全く異質の潜在マーケットの裾野はかなり広
がっている。
また、読者の方々は、法人顧客をターゲットとしている不動産ビジネスに携わって
いるケースが多いと思われるが、顧客のそのまた顧客に目を向けると、そこには
consumerが居るのではないだろうか?consumerの環境ニーズは顧客にとっての
プロモーション要素として取り込むことにより新たな付加価値を生み、同業他社と
の差別化を図る上で有効に機能するのである。
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鈴木敦子
環境ビジネスコンサルタント
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5.セミナー・イベントご案内
■第29回AIRミーティング
講師&ファシリテータを渡辺パコがつとめ、フランクで肩のこらない形で、環境のこ
とを話し合い、知識を深めることが目的です。
毎回テーマに沿ったVTRを見て、それを枕にフリーディスカッションを行います。
日時:9月7日(金) 19:00〜21:00
場所:環境リレーションズ研究所
○詳細・お申し込みはこちら
http://www.env-r.com/blog/staff2/2007/08/19/29air/index.php/17/cat67/nori_super_top/cat53/air/
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●○環境リレーションズ研究所からのお知らせ○●
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【好評!法令ワンストップ早見表オープン】
経済産業省(化学物質管理課)とのコラボレーションにより、分かりづらかった
環境法令をサクサク検索できるウェブサイトがオープンしました。
自分の事業所が法律の対象になるのか、何をすればいいのかが一発で分かる、
お役立ちツールです。対応法令は、化審法、化管法、フロン破壊回収法、オゾン
層保護法の4つです。
WEBサイト:http://www.env-r.com/onestop/
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【Present Tree】
花を贈るように、木を植える。ちょっとエコロジーなギフトです。
WEBサイト:http://www.env-r.com/tree/
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【環境リレーションズ研究所ボランティア・インターンスタッフ募集中】
環境リレーションズ研究所で様々なプロジェクトや事務を一緒にお手伝いいただけ
る方を随時募集しています。
詳細こちら:http://www.env-r.com/personal/join.php
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「何から話そう!環境問題」は、NPO環境リレーションズ研究所
(http://www.env-r.com)が発行しているメールマガジンです。
できるだけ生活に密着した環境問題をわかりやすくお伝えしたいと心がけて
いますが、なにせ視点だけはいっぱしの専門家。(^^;
「そんな話つまらない〜!!」「あんたたち専門家ならこんなこと知って
るわけ?」「もっと他に皆に教えてあげたい環境がある!」「私も発行仲間
に参加したい!」...etc、お咎め、ご意見、なんでも大歓迎です。(^^)v
お便り・お問い合わせ、読者間コミュニティ..にふるってご参加・ご投稿ください。
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