〜〜(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)〜〜
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
○○○..●。。。。○.....●。○。。。●。●○...●○。。
---------------------------------------------
●目次● 2007年11月5日号
1.CCS−CO2を封じ込める注目の温暖化対策技術
2.温暖化は防止できる? 「住宅の採光と通風」(前編)
3.環境ファンを増やせ!のススメ
4.クアトロ・シエネガス
5.セミナー・イベントご案内
---------------------------------------------
◆1.CCS−CO2を封じ込める注目の温暖化対策技術◆
今回は近年注目されている地球温暖化対策技術の一つである「CCS(Carbon Dioxide Ca
pture and Storage) 」の動向について、ご紹介したいと思います。まずCCSとは、
火力発電所や油田等の高濃度のCO2を含むガス中からCO2を分離し、それを地中や海洋の
深くに貯留・隔離する技術のことです。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の特別
報告書(2005年)によると、現在の世界のCO2排出量約80年分に相当する約2兆トン(地
中貯留のみのケース)の量を抑制することができるポテンシャルがあると言われている
注目の技術です。
このCCSは国際的には非常に早い時期から注目されており、Sleipnerプロジェクト(
ノルウェー、1996年10月)、Weyburnプロジェクト(カナダ、2000年9月)、In Salahプ
ロジェクト(アルジェリア、2004年7月)等があります。特にSleipnerプロジェクトに関
しては、1991年の炭素税の導入を契機として、同国の国営石油会社Statoilによって行
われた世界初の商用プロジェクトで、年間に同国の年間の排出量である約2.9%である10
0万トン/年がガス田の地下帯水層に注入されているようです。また、帯水層ではなく油
層にCO2を封入することで、圧力をかけ、原油の生産量を増加させることもできるよう
です。実際に、Weyburnプロジェクトにおいては、5000t/日のCO2で18000(バレル/日)
原油生産量の増加に成功しているようです。
日本国内におきましては、2000年から(財)地球環境産業技術研究機構が中心となり、
2015年の実用化を目指して新潟県の長岡市で実証実験が行われており、来年度から10万
tCO2貯留を行う予定だそうですが、世界と比較してみて日本国内における取り組みは遅
れをとっているようです。日本における貯留ポテンシャルは最大で1461億t((財)地
球環境産業技術研究機構)と推計されており、約114年分の排出量(2004年の年間排出
量基準)に相当しますので、日本国内における早期の取り組みにも期待したいところで
す。
しかしながら、このCCSには当然実用化に向けてのコストの問題、CO2の収量の問題、地
中のCO2が上昇してくる可能性やそれによる生物への影響、周辺住民からの理解が得ら
れるかどうか等様々な観点から考えるべき課題が多く存在します。どうやってこの課題
を解決していくのか、注目を集めるところです。
○会議室はこちら
http://www.hitobito.net/nw/envi.html
*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'
遠山 俊介
環境リレーションズ研究所ボランティア
*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'
◆2.温暖化は防止できる? 「住宅の採光と通風」(前編)◆
今週も温暖化防止と住宅の関係を考えます。前回の「断熱と気密」、前々回の「温熱の最
適化」のあと、今週は、「採光と通風」です。
前回取り上げた「断熱と気密」をあげるという考え方は、もともとは北欧など、寒冷地で
発達してきたコンセプトです。厳寒の北欧や、日本でも北海道などでは、十分な暖房をし
て室内を暖かくしておかないと生活環境が悪くなるだけではなく、寒気にさらされて命の
危険さえあります。そこで、古くは薪、ここ 200年ほどは石炭や石油を大量に燃やして暖
をとっていたわけです。
燃料を使って暖めた熱を逃がさない家なら、燃料も少なくて済みます。そこで、高気密、
高断熱という考え方が出てくるわけです。断熱効果を上げるために壁を厚くし、熱が逃げ
やすいガラス窓を小さくして、家自体も体積に対して表面積が少ない、正方形に近い家の
方がいいというコンセプトが生まれ、イメージ的にはそれは、童話の「お菓子の家」のよ
うな、窓の小さなかわいい感じの家になるのです。
一方、日本の家はどうかというと、伝統的な家の代表格として書院造りがあり、これは木
造平屋、家の壁は少なく、障子やガラスの窓を大きくとって、開け放てばほとんど壁がな
く、柱と屋根だけになるようなつくりになっていました。雪国では、たとえば飛騨の白川
郷にある合掌造りのように、傾斜が急で、分厚い茅葺きのトンガリ屋根の家もあります
が、暮らしの中心である1階部分は書院造りに近く、雨戸や障子を開け放てば、柱だけにな
るような構造です。
このような家の構造をとってきたのは、日本の気候が高温多湿で、人々の生活を脅かすの
は、冬の寒さより、「初夏から秋の暑さとじめじめした雨」だからです。特に、多湿によ
るカビや虫害の発生は何より家屋の大敵と考えられてきました。実際、換気を怠れば家の
どこにでもカビが生え、カビが飛ばす胞子を吸い続ければ、健康を害してしまいます。そ
のため、梅雨や秋の長雨の時期にも、風通しをよくして、常に外気と室内の空気が入れ替
わっているような設計をしてきたのが、日本の家なのです。その代わりに、冬の寒さには
無防備で、厚着をすることで対応してきました。
ちなみに・・・
○続きはこちら
http://www.hitobito.net/index.php?module=Blog&action=ViewStory&blog_story_id=11255
○会議室はこちら
http://www.hitobito.net/nw/envi.html
=================================
本稿はnikkeibp.jpにおける渡辺パコの連載を出典としています。
=================================
*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'
渡辺 パコ
*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'
◆3.楽ちんダイエット!のススメ◆
■こんな方に————————————————————————■
◇毎日をちょっと楽しく、ずっとエコにしてみたい方
◇生活を変えるのは面倒、でも温暖化は心配、という方
◇環境対策のために特別なお金は使いたくない、という方
■—————————————————————————————■
会社の資材調達部門で働いていたことがあります。
私の仕事は、なんと
「事務用品コストを1年間で25%削減すること」
でした!
勤務先は、とにかく人数の多い会社。
文房具や備品だけで年間億単位のお金がかかっていたんです。
何年もコストダウン努力を重ねてきた上での、さらに25%ですから、
決してかんたんな仕事ではありませんでした。
いわばダイエットを続けてきた人が、さらに25%も減量するようなものです。
ひとつ50円にも満たない消しゴムから、数万円の机にいたるまで。
入札をして発注先を変えたり、いらない機能がついていない商品を選んだり、
単価を1円引き下げるためにギリギリの交渉をしたりと、
小さな見直しをコツコツ、1年間続けました。
同時に、商品の自動発注システムを立ち上げて、
誰でもかんたんに、一番安くて確かな商品を買えるようにしました。
その結果、1年で見事、目標を上回るコスト削減を達成!
ポイントは、これが「痛みを伴わない改革」であったことです。
商品のレベルは落とさずに、品数もそろえたので、
ほかの社員は何の不便も感じなかったはずです。
コストは25%以上下がりましたが、便利さは変わらず、です。
このときの経験から、私は
無理して不便な生活をしなくても、また大規模な技術開発をしなくても、
温暖化ガスの排出は大きく減らせると思っています。
例えば、暖房の代わりに湯たんぽを使ってみたら。
不便どころか、かえって暖かい。
遠くから運ばれた野菜や温室栽培野菜の代わりに、旬を待って地元産の野菜を買ったら。
新鮮で味がよく、値段も安い。
飛行機旅行を一回減らして、電車の旅をしてみたら。
旅情やふれあいに満ちた、思わぬ発見にあふれた旅になります。
夜は家族と同じ部屋で過ごしたら。
電気をつけて明るくするのが一部屋で済みます。
ときどき家族にノンカフェインのお茶をいれてあげると、喜ばれるよ。
車のトランクにゴルフバッグやタイヤを入れっぱなしにしないでおいたら。。
重さが減るだけでガソリンの消費がだいぶ少なくなるそうです。
ちょっとの階数なら、エレベーターより階段を使ってみたら。
これは退化防止のためにも・・・。
「楽なダイエット」はなかなかありませんが、
「楽なCO2削減」はけっこう簡単。
本当に苦しんで温暖化に取り組まなくてはならなくなる前に、
ちょっとした工夫で生活のダイエットをしてみませんか。
○会議室はこちら
http://www.hitobito.net/nw/envi.html
*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'
西形 涼子
環境リレーションズ研究所ボランティア
*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'
◆4.クアトロ・シエネガス◆
メキシコの北、クアトロ・シエネガス(「4つの沼」の意)
砂漠に数100の池が散在している。
神秘の池だ。
生命誕生のナゾを知ることができるかもしれない。
しかし、砂漠化と人による開発で、やがて消える運命だ。
ミネラル豊富な水に、カンブリア期の名残がある。
カルスト地形には、莫大な地下水が眠っている。
人は地下水を飲料水として利用させていただいている。
人類の25%が、カルストの地下水を飲んでいるのだ。
数十年前までは、80%の飲料水がカルストから供給されてたらしい。
しかし、水は人口増加により枯渇し、汚染されている。
池は年々小さくなっている。
最古の有機体、ストロマトライトは、約35億年も前から存在しているが、彼らの酸素生
成活動により、生命が誕生したとの説がある。
NASAは危険な調査を行った。
この地下水の源を探そうというのだ。
絶壁に口を開ける洞窟を探検した。
廃坑の深い竪穴を探検した。
水に潜り、水の進入口を探した。
水分を分析すると、多様な単細胞生物(数百万年前にいた生物の子孫)が発見された。
探検家の言葉「自然を征服するのではなく。自然を理解し、敬うことが、探検成功の秘訣
だ。」
廃坑—最後に人が歩いたのは、1世紀以上も前だ。
かつての採掘現場を自然が占領し始めている。
天井の割目から、水が滴り、その水が坑道を流れ、廃坑奥の水源へと戻ってくる。
水は結晶となり、方解石になって床を埋める。
水滴が落ちてできた窪みには、洞穴真珠やアラレ石が形成される。
誰も見たことのない光景だ。
600m降下し、地下水を発見した。
峡谷の池との関係は???
結論:水源は周辺の峡谷ではなく、サン・マルコス・イ・ピノス山である。
水は標高1400mで地中に入り、地下300m辺りで温まる。
一方池の水は、水底の割目から供給されると共に、他の池との間で水路を通って循環している。
では、灼熱の砂漠で、山の地下水は何処から来るのか???
答えは凝結だ。
峡谷特有の気候によりできた霧が、山の内部で凝縮し、液体になる。
つまり、山が呼吸するのだ。
その水が地下水となり、やがてクアトロ・シエネガスへ・・・
カルストのシステムを理解し、保護せねば!!!
やがて後悔するだろう。
○会議室はこちら
http://www.hitobito.net/nw/envi.html
*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'
鶸田 美帆
環境リレーションズ研究所ボランティア
*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'
5.セミナー・イベントご案内
■第2回エコエグゼクティブ講座
エコ・エグゼクティブ講座とは、環境問題を解決するための仕組みを戦略的に
発案し、それを実行に移して結果の出せる「エコ・エグゼクティブ」を育んでいく
ことを目的とした講座です。
月1回、エコエグの役割とは何か、具体的な事例に則してレクチャーしつつ、
集まったメンバーと知恵を寄せ合ってさらに具体的なプランにまで落とし込む
可能性を模索したいと思います。
○詳しくはこちら
http://www.chieichiba.net/blog/2007/10/by_pacoair_3.html
----------------------------------------------------------
日時:11月8日(木) 19:00〜21:00
テーマ:
「家庭からのCO2排出を削減するには?」
運輸部門と並んで、家庭部門はCO2排出が大幅に伸びているセクターです。
家庭から、どのようにCO2が排出されているのか、削減可能な場所はどこか、
そのメカニズムは?というように、問題分析から解決策を考えます。
この分野で重要なのは、マーケティングや広告、コミュニケーションです。
○お申し込みはこちら
http://www.env-r.com/blog/staff2/2007/10/26/2_2/index.php/23/cat67/nori_super_top/cat53/air/
*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'
環境リレーションズ研究所
*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'゜*'
---------------------------------------------------------------
●○環境リレーションズ研究所からのお知らせ○●
---------------------------------------------------------------
【好評!法令ワンストップ早見表オープン】
経済産業省(化学物質管理課)とのコラボレーションにより、分かりづらかった
環境法令をサクサク検索できるウェブサイトがオープンしました。
自分の事業所が法律の対象になるのか、何をすればいいのかが一発で分かる、
お役立ちツールです。対応法令は、化審法、化管法、フロン破壊回収法、オゾン
層保護法の4つです。
WEBサイト:http://www.env-r.com/onestop/
---------------------------------------------------------------
【Present Tree】
花を贈るように、木を植える。ちょっとエコロジーなギフトです。
WEBサイト:http://www.presenttree.jp/
---------------------------------------------------------------
【環境リレーションズ研究所ボランティア・インターンスタッフ募集中】
環境リレーションズ研究所で様々なプロジェクトや事務を一緒にお手伝いいただけ
る方を随時募集しています。
詳細こちら:http://www.env-r.com/personal/join.php
---------------------------------------------------------------
「何から話そう!環境問題」は、NPO環境リレーションズ研究所
(http://www.env-r.com)が発行しているメールマガジンです。
できるだけ生活に密着した環境問題をわかりやすくお伝えしたいと心がけて
いますが、なにせ視点だけはいっぱしの専門家。(^^;
「そんな話つまらない〜!!」「あんたたち専門家ならこんなこと知って
るわけ?」「もっと他に皆に教えてあげたい環境がある!」「私も発行仲間
に参加したい!」...etc、お咎め、ご意見、なんでも大歓迎です。(^^)v
お便り・お問い合わせ、読者間コミュニティ..にふるってご参加・ご投稿ください。
---------------------------------------------------------------
●メールマガジン「何から話そう!環境問題」since 15.April.2002
○マガジンURL :http://www.env-r.com/
●編集責任者 :NPO法人環境リレーションズ研究所 鈴木
○Copyright (C) A.Suzuki All rights reserved.
●読者からのお便りメール:info@env-r.com
○読者間コミュニティ :http://www.hitobito.net/nw/envi.html
○バックナンバー :http://www.melonpan.net/mag.php?002674
●購読の更新と中止 :http://www.env-r.com/personal/mailmagazine.php
■□本文終わり
□■これより先はメルマガ天国からのお知らせです
■□お楽しみアンケート□■
マガジン本文の指示にしたがってご回答ください。
指示がなければこのメールマガジンの感想をお答えください。
「よかった」「まあまあ」「ふつう」なら回答(1)を、
「よくない」なら回答(2)をクリックして下さい。
(1) http://an.melten.com/?m=16282&n=20071105230300&i=123n9vobr&a=1
(2) http://an.melten.com/?m=16282&n=20071105230300&i=123n9vobr&a=2
■□メルマガ天国おすすめメールマガジン□■
メルアド(メールアドレス)は入力不要です。簡単ね。
クリックするだけで無料購読できます。ためしてね!
●(ID:22587)"無料"が好き
あっちこちで拾った無料情報を噛み砕いて良品だけを厳選してお届け
http://toroku.melten.com/?m=22587&i=123n9vobr
●(ID:1082)TANAKA-TA WINE NEWS
TANAKA-YAのワインニュースを中心としたメルマガ。
http://toroku.melten.com/?m=1082&i=123n9vobr
●(ID:7113)懸賞情報たからぶね
最新の懸賞情報等を紹介します
http://toroku.melten.com/?m=7113&i=123n9vobr
●(ID:24808)中古パソコン・マガジン
中古パソコンの基礎知識や市況、お買得品情報等を掲載
http://toroku.melten.com/?m=24808&i=123n9vobr
●(ID:18455)懸賞どんどん
懸賞サイト、プレゼント情報など懸賞情報満載
http://toroku.melten.com/?m=18455&i=123n9vobr
■□クリックするとこのメールマガジンを解除できます□■
http://kaijo.melten.com/?m=16282&i=123n9vobr
□■このメールは無料メールマガジン発行サービス メルマガ天国 が
■□無料で皆様に配信しています。 http://melten.com/
No comments:
Post a Comment