〜〜(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)〜〜
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
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●目次● 2007年11月20日号
1.「産業共生」:ハイレベルでの企業間協働
2.温暖化は防止できる? 「住宅の採光と通風」(後編)
3.音楽で植林 〜Present Tree Live、いよいよ植栽〜
4.天下り一からげ批判に感じる最近の民主党へのいらだち
5.セミナー・イベントご案内
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◆1.「産業共生」:ハイレベルでの企業間協働◆
近年国内外の環境問題に対する意識の高まりの中で、企業がCSRの一環として環境問題
に取り組むことはめずらしくなくなってきています。しかしながら、それを実効性のあ
るものにするためには、企業間の協働が必要なのではと考えることがあります。そこで
今回は複数の企業が協同して環境問題に取り組む『産業共生(industrial symbiosis)
』という考え方について、デンマークの事例を中心にご紹介したいと思います。
産業共生とは、簡単に説明するとある産業が出した廃棄物を他の産業が原料として利用
するという仕組みのことで、デンマークのKalundborg町の4大企業(Asnaes発電所、プ
ラスターボード製造会社GYPROC、医薬品製造会社Novo Nordisk、製油会社 Statoil)と
同町と隣接する5つの自治体で過去25年間に渡って行われてきたそうです。
具体的に一例を挙げて説明いたしますと、
製油会社Statoilでの製油の過程で生じた余剰ガスを発電所Asnaesとプラスターボード
製造会社GYPROCで、石油や石炭にかわる燃料として利用して、前者では年間30000万ト
ン分の石炭の節約に成功していますし、また排ガスを脱硫プラントに通して、除去した
硫黄年間3,000トン分を、硫酸製造会社Kemiraに売却しているようです。これ以外にも
、様々な形で廃棄物の再利用が行われており、資源を効率的に利用している様子がうか
がえます。
では、なぜこのような取り組みが実現したのでしょうか?それはやはり地域に対する愛
着ではないかなと思います。この共生システムの設備コストが約5,000万USドルかかっ
ているらしいのですが、その地域に長期間いるという前提なしではなかなかそれだけの
コストをかけるということはできませんし、また企業間の信頼関係がなければこの共生
システム自体成立することは難しいと思われます。今後、実効性のある環境問題への取
り組みを行っていくためには企業間の協同という視点も必要になってくるのではないか
と思います。
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遠山 俊介
環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆2.温暖化は防止できる? 「住宅の採光と通風」(後編)◆
「住宅の採光と通風」という切り口で、僕自身の経験を少し書いてみます。
まず採光ですが、前回、日本では窓を大きくとって日照を入れた方がいいと書きました。
僕の家ではこれを実際にやっていて、南面は床面から天井までの高さの大きな窓を付けて
います。この高さだと、真冬の昼頃、部屋の一番奥まで日差しが届き、北側の壁にまで達
します。要するに南北方向の奥行きがない、小さな家なのですが、部屋の床面のほとんど
に日差しが行き渡るぐらいになります。このぐらい日が入ると、真冬でも昼間は暖房がい
らないぐらい暖かです。カーテンを閉め切って留守にしていても、夜戻ってきて、部屋に
入ると暖かく感じるので、昼間の暖かさをちゃんと保温していることがわかります。
しかし、保温力という点ではまだ十分ではなかったと思います。日が陰ると、暖まってい
た部屋がどんどん冷えてきてしまうのが実感できるので、外に逃げているのでしょう。窓
は一般的な合わせがラスより広く空間をとった12ミリの合わせガラスを採用し、在来工法
ではあっても、壁や天井の内部に100ミリのグラスウール、床下も60ミリのスチロールパネ
ルを使ってはいるものの、やはり断熱が十分ではないのでしょう。
7年前に建てた当時の住宅の基本的な仕様と、僕の知識では、この程度の断熱にすればいい
のかな、という程度のことしかわからなかったのですが、今ならもっと十分な断熱をする
と思います。せっかく部屋に入れた太陽熱を、逃がしてしまっているのはもったいない限
りです。リフォームの時期を迎えたら、壁をはがして断熱も強化するのですが、今のとこ
ろまだその時期ではないようです。
通風については、東西南北、どの面にも窓を付けること、吹き抜けにして1階と2階の通風
を確保することを考えて設計しました。かなりたくさん窓を付けたつもりですが、北側に
窓が少なく、これが風通しがもう一歩かなと思う理由になっています。建物の構造上、北
側に収納スペースを集めたため、収納の奥で窓をつけられない場所が多くなってしまい、
北面の開口部が小さくなってしまいました。
よく考えたら・・・
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本稿はnikkeibp.jpにおける渡辺パコの連載を出典としています。
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渡辺 パコ
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◆3.音楽で植林 〜Present Tree Live、いよいよ植栽〜◆
Present Tree Liveというライブイベントが2007年5月に薬師寺で行われました。
出演アーティストは、渡辺美里さん、河村隆一さん、徳永英明さん、石井竜也さんの4名で
す。
このライブは、「来場者1人につき1本の樹を植える」というギミックをもっていたのです
が、実際に4日間の間に参加した来場者は、12,371人。
この11月下旬、いよいよ12,731本の樹の植林活動が始まります。
今回の植栽は、以前より告知していた熊本県球磨村。
少し球磨村のご紹介をすると。。。
熊本県の南部、九州第2の河川「球磨川」中流部に位置している農業と林業が中心の村で
す。
面積の88%が山林で村全体が山岳地帯。村の中央には球磨川が流れ、川をはさんで北に
白岩山(標高1,001m)、南に国見山(標高969m)など 700m以上の山々がそびえ、これらの
山岳を縫って大小無数の川が球磨川に注いでいる、そんな豊かな自然に囲まれた村です。
2007年11月24日、ライブに参加した方々と一緒に植栽を行います。
当日は約10名のライブ参加者、地元のプロ、事務局スタッフの手によって、地元の方々が
大切に育てた苗を植栽し、一人一人の座席番号がついたプレートがかけられます。
10年後、20年後、プレゼントツリーの森が豊かな自然の一部になることを祈って、そして
当日植栽にこられない方に代わって行ってくる、というわけです。
チケットを購入してライブに遊びに行くことが植林活動のサポートになる、というきっか
けからスタートして、エコツアーに参加することで実際の植林活動にも参加できる、そん
なPresent Tree Liveです。
ライブの模様はこちら
http://www.presenttree.jp/ptlive/07/blog/2007/11/present_tree_live07_2.php
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環境リレーションズ研究所
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◆4.天下り一からげ批判に感じる最近の民主党へのいらだち◆
与野党の対立材料として、このところよく見聞きする「同意人事」。
国会同意人事?
なんでも、日銀総裁や公正取引委員長など、衆・参院双方の同意で成立する人事ら
しい。この人事制度の対象者は現在230人あまりだという。
http://www.jiji.com/jc/zc_p?k=2007101800076&rel=y&g=pol
同意人事は法案のような衆院での再議決はないため、現状のようなねじれ国会下
では格好の対抗ネタにされてしまうのであろう。
56年ぶりに「否決」された3名の人事が最近のニュース。
56年もの間、否決が出てこないような制度なら、同意人事そのものを見直したほ
うがいいと思う。(^_^;)?
少なくとも民間企業では、多数決で決めたような人事ほど上手くいかないことが
多いと感じる。選定の責任所在が曖昧になるからだと思う。
やはり、責任を負える立場による適材適所の最終判断が現実的だ。
人事論はさておき、今回否決されたのはこの3人。民主、社民、国民新党が反対
したらしい。
・労働保険審査会委員 平野由美子
・運輸審議会委員 長尾正和
・公害健康被害補償不服審査会委員 田中義枝
(詳細)http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kaigiroku.htm
「恒常的な天下り先になっているから」というのが、多くのメディアの報道であ
り、天下りだから否決されて当たり前、という風潮が目立ち、かつここで議論が
〆られてしまうのが気になる。
○続きはこちら
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鈴木 敦子
環境ビジネスコンサルタント
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5.セミナー・イベントご案内
■第3回エコエグゼクティブ講座
エコ・エグゼクティブ講座とは、環境問題を解決するための仕組みを戦略的に
発案し、それを実行に移して結果の出せる「エコ・エグゼクティブ」を育んでいく
ことを目的とした講座です。
月1回、エコエグの役割とは何か、具体的な事例に則してレクチャーしつつ、
集まったメンバーと知恵を寄せ合ってさらに具体的なプランにまで落とし込む
可能性を模索したいと思います。
○詳しくはこちら
http://www.chieichiba.net/blog/2007/10/by_pacoair_3.html
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2007年12月13日(木) 19:00〜21:00
「CO2削減のフレームワーク」
環境問題のような大きなテーマに取り組むためには、全体像をとらえ、
全体から部分へと分解していくアプローチが重要です。「バイオ燃料」「植林」など、
小さな解決策ばかり目が行きがちですが、まず全体観を描き、
そこに具体的なソリューションを配置していくという視点がないと、なんのために
何をやっているのかわからなくなったり、似たようなことばかりが繰り返されたりと、
効果が上がりません。
フレームワークをつくる重要性と、どのようにつくればいいのか、その考え方を学びます。
○お申し込みはこちら
http://www.env-r.com/blog/staff2/2007/11/20/3_1/index.php/22/cat67/nori_super_top/cat53/air/
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環境リレーションズ研究所
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●○環境リレーションズ研究所からのお知らせ○●
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【好評!法令ワンストップ早見表オープン】
経済産業省(化学物質管理課)とのコラボレーションにより、分かりづらかった
環境法令をサクサク検索できるウェブサイトがオープンしました。
自分の事業所が法律の対象になるのか、何をすればいいのかが一発で分かる、
お役立ちツールです。対応法令は、化審法、化管法、フロン破壊回収法、オゾン
層保護法の4つです。
WEBサイト:http://www.env-r.com/onestop/
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【Present Tree】
花を贈るように、木を植える。ちょっとエコロジーなギフトです。
WEBサイト:http://www.presenttree.jp/
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【環境リレーションズ研究所ボランティア・インターンスタッフ募集中】
環境リレーションズ研究所で様々なプロジェクトや事務を一緒にお手伝いいただけ
る方を随時募集しています。
詳細こちら:http://www.env-r.com/personal/join.php
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「何から話そう!環境問題」は、NPO環境リレーションズ研究所
(http://www.env-r.com)が発行しているメールマガジンです。
できるだけ生活に密着した環境問題をわかりやすくお伝えしたいと心がけて
いますが、なにせ視点だけはいっぱしの専門家。(^^;
「そんな話つまらない〜!!」「あんたたち専門家ならこんなこと知って
るわけ?」「もっと他に皆に教えてあげたい環境がある!」「私も発行仲間
に参加したい!」...etc、お咎め、ご意見、なんでも大歓迎です。(^^)v
お便り・お問い合わせ、読者間コミュニティ..にふるってご参加・ご投稿ください。
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●メールマガジン「何から話そう!環境問題」since 15.April.2002
○マガジンURL :http://www.env-r.com/
●編集責任者 :NPO法人環境リレーションズ研究所 鈴木
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●読者からのお便りメール:info@env-r.com
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